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江差町が歴史まちづくり計画の公募委員募集

2026年7月2日

DONANWEST の分析

構造分析

江差町が「歴史的風致維持向上計画」の策定に乗り出した背景には、いにしえ街道や姥神大神宮渡御祭(370年以上の歴史)といった有形・無形の文化資産を、法定計画として位置づける必要性がある。国の「歴史まちづくり法」に基づく計画認定を受けると、重点区域内の修景・整備事業への国費補充率が通常より高くなる仕組みがあり、江差町にとって財政補完の手段でもある。

9町の中で江差町は檜山振興局所在地として行政機能が集積しており、人口6,338人・高齢化率38.4%は9町中最低水準にあたる。観光資源の制度的保護が進めば、他8町と比べて移住検討者や観光客が「訪れる理由」を継続的に提供できる位置にある。

令和8年度着手は、北海道新幹線札幌延伸(2030年代)を見据えた観光基盤整備と時期が重なる。延伸後は道内広域の観光動線が変化するため、その前に江差の歴史軸を法的に保護・整備しておく意味は小さくない。

観測点は計画認定の申請時期と重点区域の範囲指定の内容になる。認定が遅れれば国費活用の機会を逸し、かもめ島周辺や開陽丸記念館周辺が整備対象に含まれるかどうかで事業の実効規模が変わる。

出典情報

江差町は令和8年度から「歴史的風致維持向上計画」の策定に着手し、法定協議会の公募委員を募集している。行政関係者や町内団体に加え、歴史まちづくりに関心のある町民から広く意見を集め計画策定を進める方針で、問い合わせは建設水道課都市計画係まで。

出典: 江差町

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